年越しそばの意味や由来は?食べる理由は?いつ食べるのが正しい?

12月
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日本の半数以上が食べると言われている「年越しそば」。

あなたも年の暮れには、毎年食べていますか?

私も、毎年必ず食べています。

当たり前のように食べている年越しそばですが、なぜ食べるようになったのでしょう?

いつから食べるようになったの?

意味や由来は?

と聞かれても、ちゃんと答えられる方は少ないのではないでしょか?

また、いつ食べるのが正しいとかあるの?

年越しっていうくらいだから、年を越す直前に食べるのかいいの?

という方もいるのでは?

今回は、年越しそばのそれらに関する疑問を解説していきます。

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年越しそばの意味や由来は?

年越しそばの由来を知るまえに、まずはそばの歴史を解説しましょう。

蕎麦(そば)の歴史

そばの歴史は古く、今から9000年以上前の紀元前7000年、縄文時代の遺跡から、そばの花粉が発見され、その当時から日本ではそばが栽培されていたと考えられています。

そして、鎌倉時代に入り、挽き臼(ひきうす)が中国より伝わってきたことにより、そば粉が大量に作られるようになりました。

しかし、現在のような細長い麺状のものではなく、「そば掻き(そばがき)」「そば焼き餅」と呼ばれる、餅や団子状のものを食べていたんです。

 

そば掻き(そばがき)・・・現在のつみれのように、そば粉を餅状にし、汁物として食べる。現在でも、酒のつまみなどで食べられている。

そば焼き餅・・・そば粉を団子のように丸め焼いて食べる。

 

現在のような細長い麺状になったのは、江戸時代初期と言われています。

そして、そば掻きと区別するため、「そば切り」と呼ばれていました。

そば切りという形ができて以降、そば(そば切り)は一気に広がり、たくさんの蕎麦屋ができ、江戸時代中期には、世間一般に広がるようになりました。

大晦日に、年越しそばとして食べられるようになったのも、この江戸時代中期からです。

なぜ年越しそばを食べるの?その理由は?

江戸時代初期から中期にかけ、一般的に広がった蕎麦(そば)。

なぜ、年越しそばとして食べられるようになったのでしょう?

さまざまな由来があります。

 

  1. 長寿の縁起物として食べられるようになった
    そばは、その形状が細く長いことから、細く長く生きられるように、家系が末永く続くようにという思いを込め、長寿の縁起物として食べられるようになったともいわれています。

  2. 一年の災厄を切って、新しい年を迎えるために
    そばは、うどんと比べ、切れやすい食べ物です。
    その切れやすいというのが、一年の災厄・悪縁を切って、新しい年を迎えられるようにという思いを込めて食べられたといわれています。

  3. ゲン担ぎとして食べられるようになった
    商人の間では、月末にそばを食べる習慣がありました。
    この月末にそばを食べることを「晦日そば(みそかそば)」と呼びます。
    それは、そばが細く長いことから、長く商売が続けられるように、支払いが細く長く続けられるようにという、ゲン担ぎからきているとされます。
    その習慣が、庶民にも広がり、大晦日にそばを食べるという習慣になったと言われています。

  4. お金が集まるとされたから
    昔の金細工師は、作業のときに周辺にとんだ金粉を集めるのに、粘着のよいそば粉を使っていました。
    なので、そばには、金を集める、金運が上がるとされたことから、それにあやかろうというところからきたともいわれます。

  5. そばの力強さにあやかるため
    そばは、やせた土地でも育ち、暴風雨にも強いことから、そばのように力強く生きられるようにとの思いを込めて食べられたと言われています。

  6. そばを「傍」という漢字に置き換えて
    蕎麦を傍という漢字に置き換えて、末永く傍に居られるようにとの願いを込めて食べられるようになったともいわれています。

  7. そばには栄養があるので
    昔は、脚気(かっけ)という病気で苦しむ人が多くいました。
    そばには、栄養があり、その脚気に効くとされて、そこからそばが好んで食べられるようになったともいわれています。

年越しそばの別の言い方

一般的に年越しそばと言われますが、昔ながらの言われ方や地方により特色があります。

以下のようにさまざまな呼び方があります。

晦日そば(みそかそば)、大年そば、つごもり蕎麦、運蕎麦、大晦日蕎麦、年取り蕎麦、年切り蕎麦、縁切り蕎麦、寿命蕎麦、福蕎麦、思案蕎麦

参照:Wikipediaより

年越しそばはいつ食べるのがいいの?

厳格には、いつ食べるというのは決まっていません

大晦日であれば、いつ食べても問題ありません。

ただし、そばを残したり、年を超えてから食べる、食べている最中に年を越すのはよくないと言われています。

お腹があまり空いていないときは量を減らし、年が越す前に、余裕を持って食べ終わることができるようにしましょう。

 

とは言っても、世間的にはどのタイミングで食べているのでしょうか?

よく食べられる時間帯をご紹介します。

 

  1. 除夜の鐘を聴きながら
    23時45分くらいから鳴らし始めるところが多いようですが、その鐘を聴きながら食べるという方もいるようです。
    ただし、除夜の鐘は、0時をまたいで鳴らしていますので、聴きながら食べていたら、0時を回ってしまったということがないよう、気をつけてください。

  2. 紅白歌合戦の結果を見ながら
    紅白歌合戦は、23時45分ぐらいまでやっています。
    年の最後に、紅組・白組のどちらが勝ったのかを見ながら食べる方も多いようです。
    我が家でも、番組は違いますが、大体この時間帯に食べます。

  3. 夕飯として
    その年最後の夕飯なので、お寿司を食べたり、鍋を食べたり、お酒を飲みながら食べたりと、いつもより豪勢な食事という方が多いと思います。
    その中の一品として、そばを一緒に食べる方も多いようです。

  4. 朝食や昼食として
    夜になると何かと忙しくなったり、他にも食べたいものがあったりして、食べられなくなってしまう可能性もあるので、早い時間に食べちゃおうという方も結構います。
    毎年、大晦日の昼食は、この店でお蕎麦を食べるのが習慣という方も多数います。

みんなはどんな年越しそばを食べている?

年越しそばを食べる時間に、決まりがないように、年越しそばの食べ方も決まりはありません。

温かいものでも、冷たいものでも、どちらでも構いません。

自宅で食べても、外食でもいいです。

もちろん、自分でそば打ちしてもよいですよ。

好きな食べ方、好きな具材と一緒においしく頂きましょう。

一年の感謝の気持ちと、来年を迎えられる喜び、来年への期待の気持ちを持ちながら食べるとよいです。

年越しには蕎麦じゃなくて、他のものを食べる人もいる

地域によって特色があり、必ずしも、日本全国、年越し(大晦日)に食べるものの定番は、年越しそばという訳ではありません。

そばが苦手、そばアレルギーという方もいらっしゃいますし。

そばの代わりに食べるものとして多いのは、「うどん」です。

特に、うどん県の香川県では、およそ20%の方々は、そばではなく、うどんを食べるとのことです。

年越しそばに対抗!?年明けうどん!

さぬきうどん振興協議会が、麺食の新たな普及を目的として提唱しているのが、「年明けうどん」です。

小麦粉消費量の減少、うどんの消費拡大を目的に普及活動をしているそうです。

2008年から普及活動が始まり、約10年になります。

「年明けうどん」という言葉も商標登録されています。

今後、さらに「年明けうどん」という言葉が広まり、世間でも年明けにうどんを食べる人が増えてくるのでしょうか?

楽しみです。

そば打ちから作る年越しそばの動画

そば打ちのシーンに、BGMも合っていて、めちゃくちゃ渋い動画です。

私は、手打ちでそばを打ったことはありませんが、いつか挑戦してみたいです。

おわりに

今回は、大晦日の定番、年越しそばについてご紹介させて頂きました。

そばの歴史、食べる意味や由来を知れば、また一味違った感じで、年越しそばを食べられると思います。

年越しそばを食べる時間帯は決まっていませんので、大晦日のいつでも好きな時間、好きな食べ方で食べましょう。

一年過ごせたこと、年末を迎え、新しい年を迎えられることに感謝し、おいしく年越しそばを頂くのが正しい方法だと思います。

年越しそばを食べて、素晴らしい一年の締めくくりとしましょう。

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