今回は、定番(ていばん)についてお話します。
定番という言葉はどこから来たのか、その由来や、定番の意味、そして色々な定番をいくつか紹介します。
定番の読み方
漢字で「定番」と書くと、「ていばん」または「じょうばん」の2つの読み方があります。
ただし、「定番(ていばん)」と「定番(じょうばん)」では、意味が異なります。
定番(ていばん)の意味・由来
定番(ていばん)とは、当たり前となっていること、決まり切っていること、代表的なもの指す言葉として使われます。
元々は、小売業界やファッション業界などで使われていた、「定番商品」を略した用語です。
商品番号(品番)は常に一定で変わりません。
その中で、流行や情勢に関係なく、安定した売り上げを確保できる商品のことを、一定売り上げが定まった番号の商品を「定番(ていばん)」と呼ぶようになりました。
そして、その「定番(ていばん)」という用語が、世間一般にも広がり、世間では、当たり前となっていること、決まり切っていること、代表的なもの指す言葉として使われるようになりました。
定番(じょうばん)の意味・由来
定番(じょうばん)とは、江戸時代の武士の役職で、常に見張り番をする仕事、またはその仕事をしている人のことを言います。
二条城、大阪城、駿府城に、定番(じょうばん)が置かれていました。
戦国時代や江戸時代には、「城代(じょうだい)」と呼ばれる役職がありました。
城代とは、城やその周辺の領土の守備を任されていた家臣、城主が留守のときに、代わりに城を管理した家臣のことをいいます。
城代の中でも、城主が留守中に代理で城の管理をした城代のことを、城代家老とも呼びます。
その城代家老の下、共に守備を任された家臣を城番と言います。
城番には、さらに、城主が留守の一定期間、常に務める「定番(じょうばん)」と、人数不足を補うために追加で加えられた「加番(かばん)」がいました。
なので、定番(じょうばん)とは、城主が留守のときに、代わりに城を管理した城代家老の下、共に守備を任された城番の中で、常に城番として任を務めていた家臣のことです。
色々な定番(ていばん)を紹介
お正月の過ごし方
- 初詣
- 寝正月
- 正月特番のテレビを見る
- 箱根駅伝を見る
- 新年のあいさつ回り
お正月の食べ物
-
おせち料理
おせち料理の定番は、紅白かまぼこ、昆布巻き、伊達巻き、数の子、黒豆、栗きんとん、海老など、たくさんあります。
- お雑煮

お正月の遊び
- かるた
- 福笑い
- 羽根つき
- 凧あげ
大晦日の過ごし方
- テレビを見る
- 年越しそばを食べる
- 実家へ帰る
- 除夜の鐘を聴く
大晦日のテレビ
- 紅白歌合戦
- ガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない〇〇24時!
クリスマスソング
- 山下達郎「クリスマスイブ」
- 桑田佳祐「白い恋人達」
- back number「クリスマスソング」
- マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」
- ワム「ラスト・クリスマス」
- 「あわてんぼうのサンタクロース」
- 「赤鼻のトナカイ」
- 「ジングル・ベル」
- 「White Christmas」
卒業ソング
- レミオロメン「3月9日」
- いきものがかり「YELL」
- 川嶋あい「旅立ちの日に」
- 「仰げば尊し」
- 「蛍の光」
あまちゃん オープニングテーマ(吹奏楽セレクション)
私、あまちゃんはちゃんと見たことないですが、この曲はもちろん知ってます。
甲子園や運動会・体育祭など、色々なシーンで定番として流れますよね。
元気が出る、テンションがあがる曲です。
おわりに
今回は、定番(ていばん)について、由来や意味、そして色々な定番を紹介させて頂きました。
色々な定番を紹介しましたが、あなたにとっても定番はありましたでしょうか?
定番=決まり切ったもの、当たり前のものですが、その人の育ってきた環境や性格など、色々な条件により、定番と言っても、人それぞれ異なります。
また、時代や地域によっても全く違いますよ。
今と昔では、遊びも全く異なりますし、卒業ソングなども全く異なります。
だからこそ、定番を話したりすると、定番が同じでも、違っていても、話が盛り上がりますよね。
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