毎年流行するインフルエンザ。
できれば感染したくありません。
予防接種をすることで、その感染率を大幅に減らすことができます。
また、インフルエンザに感染したかな?と思った場合、検査のタイミングはいつがよいでしょう?
早すぎても、まだ結果が出ませんし、遅すぎると対処が遅れたり、薬が投入できなかったりします。
ベストなタイミングはいつでしょうか?
今回は、そんな2018年~2019年シーズンのインフルエンザの予防接種の時期や検査のタイミングをご紹介させて頂きます。
インフルエンザの流行する時期
インフルエンザは、毎年12月~3月ごろに流行します。
流行のピークは、1月~3月ごろです。
年によっては、4月、5月でもインフルエンザに感染する場合があります。
インフルエンザ予防接種の時期は?
インフルエンザは、毎年12月ごろから流行しますので、その前に打つのがよいです。
おおむねの病院では、10月1日から予防接種を開始しています。
13歳未満(12歳まで)のお子さんは、2回接種をおすすめします。
13歳以上は、通常1回の接種でいいとされていますが、2回接種することもできます。
インフルエンザ予防接種は1回だけでは、その効果は充分ではないので、2回接種をおすすめします。
1度接種すると、13歳以上は1~4週間、13歳未満は2~4週間(できれば4週間)は接種間隔を空けなければいけません。
インフルエンザの流行前、そしてピーク時に合わせるなら、1回目を10月~11月初めに接種し、2回目を11月中に接種するのがよいです。
インフルエンザ予防接種は何歳から打てる?
生後6ヶ月以上のお子さんから予防接種を打てます。
インフルエンザ予防接種(ワクチン)の効果は?
予防接種でワクチンを注射してから抗体ができるまでが、1~3週間ぐらいです。
その後、徐々に抗体は減っていき、3~4ヶ月(長くても5ヶ月弱)ぐらいで抗体はなくなります。
そのため、効果は接種後2週間~4ヶ月ぐらいと考えてよいでしょう。
予防接種すればインフルエンザにかからない?
予防接種により、インフルエンザに感染する確率は大幅に減らすことができますが、決して感染しない訳ではありません。
予防接種にワクチンの有効性は、1回目では60%強、2回目では90%強と言われています。
予防接種しない人よりは、大幅に感染する確率は減りますが、2回接種しても、90%強なので、完全に感染しない訳ではありません。
ですが、2回接種の方が、大幅に感染率は減りますので、やはり大人でも子供でも2回接種をおすすめします。
また、予防接種しても感染を完全に防げる訳ではありませんが、発症した場合の症状を緩和する効果があります。
例え感染しても、予防接種のワクチンの効果により、ウイルスを撃退する効果が発動されますので、発症時の症状を抑えることができます。
それをふまえると、予防接種には効果があります。
インフルエンザの検査のタイミングは?
正しい検査結果及び正しく迅速な処置を行うには、発症後12~48時間以内に検査をすることが推奨されています。
発症後12時間以内の場合は、インフルエンザに感染していても、体内のインフルエンザウイルスが少ないため、検査で陽性が出ない可能性があります。
逆に、発症後48時間以上経過している場合は、既に体内にインフルエンザウイルスが繁殖しすぎているため、初期症状で投入できる「タミフル」などの抗インフルエンザ薬の効果が発揮できず、症状が長引いてしまうからです。
インフルエンザの検査方法
病院でインフルエンザの検査をする場合は、長い綿棒を使うのが一般的です。
やり方は、鼻やのどの奥に長い綿棒を入れて、ウイルスを採取します。
そして、およそ10~15分ぐらいで、感染しているかどうか、感染している場は、何型かどうかが判断されます。
あの長い綿棒を鼻の奥まで入れられるのは、大人でもきついです。
インフルエンザに感染すると、その症状や出席・出社の停止もつらいですが、あの検査もつらい1つの要因です。
あの検査を受けないようにするためにも、予防接種や日頃からの予防が大切ですね。
なぜ鼻の奥に綿棒を入れて検査するのか
インフルエンザウイルスは、鼻腔などの粘膜に付着します。
鼻の奥の粘膜からが、一番検出されやすいので、鼻の奥に綿棒を入れて検査します。
また、口からもインフルエンザウイルスは検出できますが、鼻と比べると検出率が低いので、ほとんどの病院では、鼻から採取しています。
インフルエンザの予防法
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予防接種を受ける
予防接種をすると、1回で60%強、2回で90%強とインフルエンザ感染の確率を減らすことができます。
また、予防接種により、感染した場合の症状軽減の効果もあります。
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栄養・休養を充分取る
バランスの良い食事と睡眠をしっかり取り、ウイルスへの抵抗力を高めることで、感染しにくくなります。
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適度な温度や湿度を保つ
ウイルスは、低い温度、低い湿度で活発に活動します。
そして、乾燥していると、ウイルスが長い間空気中を漂います。
エアコンや加湿器などを利用して、適度な温度(28℃くらい)、適度な湿度(50~60%くらい)を保つようにしましょう。
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手洗い・うがいの徹底
ウイルスは、空気中やドアノブなどにいますので、知らず知らずのうちに、手に接触しています。
その手で、食べ物を直接つかむと、手についているウイルスが、食べ物に付着し、そのまま体内に入っていきます。
また、空気中に漂っているウイルスを、鼻や口から吸いこんでいます。
こまめに、手洗い・うがいを行い、ウイルスとの接触をできる限り減らしましょう。
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人込みは避ける
インフルエンザは、潜伏期間中の人からでも感染します。
街中にはインフルエンザに潜伏中とは知らずに歩いている人もいます。
必要以上に、人込みにいくのは避けましょう。
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マスクを着用しよう
ウイルスは、飛沫感染(せきやくしゃみ)からでも感染します。
マスクをすることで、鼻・口から必要以上のウイルスの侵入を防ぐことができます。
私のインフルエンザ感染経験
子供がまだ幼稚園に入園する前は、人込みは避けたり、どうしても外出しなくてはいけない場合は、マスクを着用するなどの対策をしていたため、我が家でインフルエンザが流行することはありませんでした。
しかし、子供が幼稚園に入園してからは、園生活でインフルエンザに感染し、我が家でも何度がインフルエンザが流行しました。
我が家の場合は、子供が3人いるので、1人が感染すると、残り2人にもかなりの確率で感染するため、パンデミックになります。
そのような中、私も子供からの感染で2度インフルエンザに感染したことがあります。
私が過去に2度感染したときは、いずれも予防接種を1度行ったときでした。
予防接種をしていたため、そしてすぐに医師に診断してもらったため、症状は比較的軽く、熱や関節痛などもすぐに収まりました。
しかし、年によっては、どうしてもタイミングが合わず、予防接種ができないときもありました。
でも、運が良いことに、まだ予防接種しなかった年に感染したことはありません。
インフルエンザの予防接種に関する動画
インフルエンザの予防接種って必要なの?効くの?どんな種類があるの?そんな疑問を解説した動画です。
おわりに
今回は、2018年~2019年シーズンのインフルエンザの予防接種の時期や検査のタイミングをご紹介させて頂きました。
毎年流行するインフルエンザなので、しっかり予防接種して対策をしましょう。
予防接種は、1回より2回の方が、感染しない確率が大幅に増えます。
ぜひ、2回接種を!
そして、もしインフルエンザかな?と思ったら、迷わず病院に行き、検査をしましょう。
検査は、感染後12~48時間の間ですよ。
また、予防法もご紹介させて頂いたので、予防法を実践して頂き、インフルエンザに感染しないよう、ご注意ください。
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※ただし、ご使用する際は、用法容量はしっかりと守ってください。
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