髪の毛ってなんとなく洗っていませんか?
髪の毛にとって、効果的な洗い方をすれば、抜け毛や薄毛の対策になります。
シャンプー代を減らすことだってできますしね。
髪の毛の乾かし方も同じく、タオルやドライヤーの使い方が悪いと、抜け毛や薄毛の原因になります。
という訳で、今回は、シャンプーの正しい洗い方、洗髪後の正しい髪の乾かし方を解説します。
シャンプーの洗い方
お湯でじっくりと洗い流す
シャンプーをつける前に、お湯でしっかりとすすぎます。
指の腹を使い、頭皮・髪をしっかりと洗い流します。
髪の長さにもよりますが、2~3分ほど時間をかけて行ってください。
これだけでも、髪の汚れが80%は落としてくれると言われています。
時間をかけて、頭を温めてあげることにより、頭皮の毛穴も開き、より頭皮の汚れを落としやすい環境ができあがります。
さらに、この工程でしっかりと汚れを洗い流すことにより、余計なシャンプーを使わなくても、十分泡立つようになりますので、シャンプーの量の節約にもなります。
シャンプーは泡立ててから髪につける
シャンプーは、頭皮に直接つけるのではなく、手のひらに適量とり、手のひらで泡立ててから、頭皮につけましょう。
泡立ててからつけることにより、髪全体に広がりやすくなり、液の状態で、直接頭皮に入り込むことを防げるので、頭皮への刺激も軽減することができます。
そして、洗うときは、指の腹を使い、マッサージをするように、揉み洗いしましょう。
シャンプーの適量とは・・・
- ショートヘアなら1プッシュ(10円玉1枚ほど)
- ミディアムヘアなら2プッシュ(500円玉1枚ほど)
- ロングヘアなら3プッシュ(500円玉約2枚ほど)
しっかりと洗い流す
シャンプーの泡が、髪や頭皮に残らないよう、しっかりと洗い流しましょう。
頭皮にシャンプーの泡が残っていると、頭皮トラブル(抜け毛、フケ、かゆみなど)の原因になります。
せっかく正しい方法で洗っても、全く意味がなくなってしまいますので、すすぎは十分すぎるくらいに行いましょう。
髪の乾かし方
タオルで優しく拭く
タオルで、ついついゴシゴシ拭きたくなってしまいますが、髪は、濡れているときが、最もデリケートです。
髪の毛が濡れているとき、キューティクルは開いた状態になります。
ここで、ゴシゴシ拭くと、このキューティクルがはがれ落ちてしまいます。
キューティクルは、言ってみれば、髪の毛を守っている鎧のようなものです。
鎧を付けずに、戦場へ行けば、やられる可能性がとんでもなく上がってしまいますよね?
髪の毛も同じように、外敵から守れず、髪の毛の栄養や水分が流れ出てしまい、髪のパサつきや切れ毛などの原因になってしまいます。
必ず、優しく拭いてあげましょう。
ドライヤーで素早く乾かす
自然乾燥派なんて方もいるかもしれませんが、それは絶対やめましょう。
髪が濡れた状態だと、雑菌が繁殖し、頭皮のニオイやかゆみ、フケの原因になります。
また、「タオルで優しく拭く」でも述べたように、髪の毛が濡れているときは、キューティクルが開いた状態です。
このキューティクルを閉じてくれるのが、ドライヤーです。
ドライヤーで乾かすときも、ゴシゴシ拭くのは禁止です。
まずは、根元から乾かし、最後に毛先を乾かしていきます。
時間をかけすぎたり、一点集中で乾かすと、ドライヤーの熱で髪の毛が傷んでしまいます。
時間をかけすぎず、ドライヤーはこまめに動かしながら行いましょう。
注意点
髪を洗う時のお湯の温度は?
髪の毛を洗うときのお湯の温度は、37~38℃ぐらいで行いましょう。
温度が高すぎると、皮脂が取れすぎてしまいます。
温度が低すぎると、汚れが落ちなくなります。
人の通常の体温より、少し高めがちょうどよい温度です。
シャンプーをする時間はいつがよいか?
夜がいいです。
朝シャンは、眠気も覚まし、スッキリと気持ちの良いスタートがきれますが、頭皮を守っているバリアである皮脂が洗い落された状態で、外出することになります。
無防備な状態で、戦場に行けば、外敵から身を守れませんよね?
髪の毛も、紫外線やホコリなどから、身を守ることができず、皮脂の汚れ、細菌の繁殖につながってしまいます。
夜に洗うことで、昼間受けたダメージをその日のうちにとることができ、しっかり髪の毛を乾かして寝ることで、
翌朝、皮脂も回復した状態で、1日を過ごすことができます。
洗うときは、指の腹で洗う
頭を洗うときは、指の腹で、マッサージをするように、優しく洗いましょう。
爪を立てて洗うと、かゆみもとれ、頭もスッキリした気持ちになります。
しかし、頭皮・髪を傷つけてしまいます。
爪を立てて洗うと、頭皮にダメージを与え、キューティクルも壊されてしまいます。
絶対爪は立てないでください。
頭皮マッサージの効果的なやり方の動画
髪の毛の効果的な洗い方・乾かし方を身につければ、抜け毛・薄毛の対策になります。
【まとめ】髪の毛の効果的な洗い方・乾かし方
では、シャンプーの洗い方、髪の毛の乾かした、注意点をまとめます。
シャンプーの洗い方
- お湯でじっくりと洗い流す
- シャンプーは泡立ててから髪につける
- しっかりと洗い流す
髪の毛の乾かし方
- タオルで優しく拭く
- ドライヤーはこまめに動かしながら、根元から毛先の順番で、素早く乾かす
注意点
- 髪を洗う時のお湯の温度は、37~38℃
- シャンプーをする時間は夜がよい
- 洗うときは、指の腹で洗う
せっかく、良いシャンプーを購入しても、洗い方、乾かし方が間違っていたために、効果が出なかったら、意味がありませんよね。
正しい使い方をしなければ、十分な効果は発揮されません。
正しく使って、最高の成果を上げましょう。
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